CADデータの編集時間はプロパティで確認できる
スタートメニュー → 図面ユーティリティ → 図面プロパティ → 詳細情報タブ
を開くと、「図面編集時間の合計」という項目があるので、そこで確認します。
ただこれは単純にデータを開いている時間の合計なので、開いたまま別の事をしていても合算されてしまうので注意が必要です。
おすすめの作図開始方法は「毎回新規図面作成から開始する」
①新規図面作成 → ②テンプレート選択 → ③作図開始
既存の図面をコピーして作図を開始すると、コピー元のCADデータの編集時間が引き継がれてしまい編集時間の算出に手間(コピー時の編集時間から作図後の編集時間の引く計算)がかかるようになります。
テンプレートを作成しておき、すぐに編集時間0から作図開始できる環境をつくっておくのがおすすめです。
「tdindwg」で作図画面上に編集時間を表示する
[FIELD]コマンド → その他 → システム変数 → 「tdindwg」を選択
編集時間をモデル空間に表示しておく事も可能です。
その場合、[UPDATEFIELD]コマンド で手動更新しないと更新されなかったりするので注意。
再作図時、保存時、ファイルを開く際などは自動更新されます。
表示される数字の羅列は日数を数値化したものです。
なので、×1440(24時間=1440分)してあげると分に換算することが可能。
表示された数値が「0.0053」の場合
0.0053日×1440分=7.6228分 約8分となる。
表示された数値が「35.5093」の場合
35.5093日×1440分=51133.392分
さらにそれを時間換算すると、51133.392分÷60分=852.2232時間
端数を分換算すると0.2232時間×60分=13.392分
つまり、852時間13分です。少々面倒ですね。
こういう場合は、まず時間を出してから分を出します。
35.5093日×24時間=852.2232時間 端数を分換算→0.2232時間÷60分=13.392分
=852時間13分
もしくは、35.5と0.0093を最初から分ける。
35.5日×24時間=852時間 0.0093日×1440分=13.392分
=852時間13分
これらを自動計算する表を作っておくといい
自動計算する表を設置表示しておくのもいいかもしれないですね。
それをツールパレットに登録などしたらワンボタンでできるかもしれません。
ここまでするのであれば図面のプロパティを見る方が早いかもしれません。
以上、備忘録でした。